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2009/01/06

映像の話題ばかりだったので・・・

ここは「鍵盤Rockerの寝言」。
少しキーボーディストらしい事も書かねば。。。

というわけで昨年もまたライブ機材はYAMAHA MO6のみで行いました。
多分壊れない限りはこのままで行くと思います。
今回はMO6の気に入ってる部分なんかをこの前のライブを例に出しながら話したいと思います。

MO6って意外とヴィンテージ系のキーボードサウンドに強いんですよ(とオイラは思っている)。
あの無機質な外見から想像できないかもしれませんけどね。
オルガンはちょっと癖が強いのですが、メロトロンのストリングスやフルートの音もそれっぽい音があらかじめ用意されていたりします。

今回(昨年12/20)フェンダーローズ系のエレピの音色を多用しましたが、これ、ステレオで出せばオートパン効果で左右に音が揺れていい感じになるんですよ。
強く弾いた時の歪み具合も結構良いんですよ。もっともあの爆音でその違いが分かる方がいらしたかどうか・・・

それから沼津AuditionのPAさんの癖から、モノで出した方が抜けが良いみたいなので、ここ最近はモノラルにしてます。
結構モノで出すと音抜けが良いというのは根拠はワカリマセンが、良く目にする意見ですね。
場所によりますが、最初からモノですって言われると、ちょっとムっとするんですけどね(笑)

それからピアノ。
YAMAHAらしいふっくらしたピアノなんですが、今回はフィルター全開気味にして、ハウスサウンドでブームになったM1(KORGのね)ピアノを彷彿とさせるようなシャープな音にしました。
これはピアノ音色でソロを弾く事を想定して、音抜けを良くするためです。何せ周りが爆音なので・・・以下省略。
さらに僕の技術では打鍵の強さにバラつきがあるので、ある程度音圧をそろえる意味もあります。
コンプかけると、ちょっとピアノロックで多く聴かれるようなサウンドになって、そもそも好きな音だって言うのがあるんですけどね。
まだMOTIF ESをライブに使用していた頃は、スペックの関係で余裕があったので、Lynusでお馴染みだった「私は風」のピアノサウンドでコンプかけてました。

MO6であれ、MOTIF ESであれ、音色チェンジで音切れしないようにするにはマルチティンバー・・・つまりソングモードで鳴らせば対処できます。
ただ、この場合ペダルを使った音色チェンジができません。
本体右側のトラック選択ボタンで演奏トラック切り替えを利用して音色チェンジを行います。
鍵盤を押した状態で音が鳴っている状態からトラックボタンを押して別のトラックを選択。
その時はまだ切り替える前の音色で鳴っています。
そして鍵盤から手を離し、再度弾くと、新たに選択したトラックに割り当てた音色に切り替わります。
MOTIF ESの場合サスティンペダルもこの時活用できるのですが、MO6だとペダルを踏んでトラック切り替えしちゃうと、切り替える前の音が鳴りっぱなしになっちゃいます。
この辺ちょっと残念ですね。

またパフォーマンスモードと言って、複数音色を同時に弾くモードがあるのですが、そのセッティングをソングモードへインポートする事も可能です。

ソングモードをパフォーマンスモード的に使える事に気づいたのはMO6購入直前だったんですけどね。。。
もう少し早ければMOTIF ES1台でライブこなせたのになぁ。

今回は「Get It Get It」って曲でこれを利用しました。
右手パートはエレピ、左手パートはオルガンといった具合にしてます。
オルガンはモジュレーションホイールでレズリー回転速度を変えられるのですが、エレピにもモジューレーション効果がかかってしまうため、エレピパートに対して、モジューレーション効果OFFなんて事もできます。

この複数音色同時使用の応用例は以前のエントリー記事で動画にしてるので、ご覧ください。
MOTIF ESでも同様の事が可能です。

これの超応用はやっぱりこのお方でしょうな。
http://jp.youtube.com/watch?v=KyHxBiDlnrQ


12/20のライブはシンプルな音色で固めましたが、Lynusやンバンバでは結構凝ったセッティングをしていたつもりなんですが・・・
あまり気づいてもらえないって所がキーボーディストの悲しいところです。
まあ自己満足的な側面が大きいので、別に良いのですが。

まあ、あれです、キーボーディストはステージに立つ前からある意味演奏が始まってるのだ!

ところで、MO6そろそろ製造終わりそうだなぁ・・・
ヤマハの最新シンセって、内蔵シーケンサーで定評があったステップ入力(鍵盤弾けなくても打ち込みができる演奏データ入力方法)、なくなっちゃったんですよね。
だからステップ入力が有る最後のシンセとしてなんとしても頑張って欲しいところなんですよ。。。
CUBASEを売りたいのは分るけど・・・


関連記事
http://studioyozakura.cocolog-nifty.com/negoto/2008/09/1-a315.html

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コメント

あのライブハウス、モノ出力なのはそういう理由だったんですかー。まぁステージから見て左側にお客さんが沢山いる環境なので、左右に振ってもあまり意味がないですけどね。いきなり言われるとムッとする気持ち、よくわかるかも(笑)

エレピのタッチによる音色の変化がいい感じだなぁ、と思って聴いておりました。ギターに負けずしっかり抜けてましたよ。私の場合は曲調的に細かい表現不要!とベロシティ効果をかなり殺して勢いで押しました。軽い鍵盤だとタッチによる表現がうまく出せないんですよね。

音色チェンジの時の工夫、そんなやり方があったんですか。ちょっと思いつきませんでした。

その他、鍵盤弾きとして共感できるトコだらけの内容でした。目立たないところでいろいろ苦労してるんですよ!>>他パートの皆さん

投稿: eno | 2009/01/07 00:43

なんとも、実は鍵盤パートが一番奥が深い??
今度から肝に銘じておきます!

全然関係ないけど・・・
長女(5歳)が今週からピアノ始めるんだ。
いつの日かHR/HM鍵盤ノウハウを伝授してください!

投稿: ながいく | 2009/01/07 12:29

#enoさん

沼津Auditionは言えばステレオにしてくれますよ。
2007年後半ぐらいからデフォルトがモノラルになったみたいです。

僕はエレピはタッチによる表現は残して、アコピは逆に消しますね。

いずれにしてもenoさんに共感していただいただけでもうれしいです!!

#ながいくさん

いえいえ!
奥の深さはどの楽器も同じかと。

ただ、スイッチ一つで簡単に音が出せてしまう故にか、誤解されてる部分もあるのじゃないかと。
そのスイッチ一つで劇的効果を生み出すまでのプロセスが大変なんですよ・・・と。

まあ、当のキーボーディストが皆やってるかというとそうじゃないところもあるのですが・・・

お子さんピアノ始められるんですね。
発表会とか楽しみなんじゃないですか?

僕はあっという間にやめたので、我流の弾き方になってしまいました。。。

HR/HM他、プログレもお受けしております(笑)

投稿: Hide | 2009/01/07 22:25

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