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2014/03/08

AIRAねぇ・・・

RolandがAIRAブランドを発表した。
簡単にいえばTR-808、909、TB-303といったEDMの基礎を築いたシンセ(リズムマシン)の復刻+αといったところか。

海外アーティストの演奏を見たけど、やはり鍵盤主体でシンセを弾く僕のような人間が、ましてやロック系に重きを置く僕には多分不要だ。

TR系、TB系の再現音は充分とは言えずともPCM系シンセでも充分に出せている現在、たまにその音が欲しいと思った時にPCM系シンセでも充分対応できる。
僕には多分要らない機材になりそうな予感がする。

ただ、DJスタイルの演奏を主にされているプレーヤーには楽しいアイテムなのかもしれない。

ただ、KORGのKaossilatorシリーズとちょっと違うな~と思ったのは楽器と人間を結ぶインターフェースに斬新さがあるか否かだ。もちろんそこに値段として導入しやすいものかどうかも重要。

その昔、海外メーカーがTR、TBシリーズのシミュレーションシンセに熱を上げていた頃、海外ミュージシャンが日本の楽器メーカーに、そういったブームに乗らずに物理音源等で新しい方向性のシンセを高く評価しているというインタビュー記事を拝見した事があって非常に印象深かった。

「日本のメーカーはそれ以外の国のシンセと違って過去楽器のシミュレートに終始しない。日本メーカーは復刻だけでなく、新しいアイディアを盛り込んでくる。これが新しい音楽ジャンルを開拓できる」

背景としてはこの頃、RolandはJD-800でPCM全盛時代からアナログシンセへの回帰のきっかけを作った。
YAMAHAやKORGは物理モデル系の音源で新たな音づくりの切り口を開拓していった。
その点が単なる復刻系シンセを多発している海外メーカーと1線を画していたという事なんだろう。
多少リップサービスも入っていた気がするけど。

・・・といった内容のインタビュー記事だった。
肝心のアーティスト名を失念してしまったけどね。

逆にいえばそのアーティストは単なる復刻だったアナログシンセの復興にある意味不満を頂いていたわけ。

国内メーカーはPCMのリアル再現の追求だったり、ととにかく1台で音楽制作をできる事にこだわって気がするんですよね。

当時のそのインタビューを受けたアーティストは新しいコンセプトの楽器を出している日本メーカーを高く評価していたわけだ。

NordLead等アナログシンセ復刻は沢山でている。
だけど今でもミュージックワークステーションを作り続けてるメーカーは減少傾向にある。

EMUもエンソニックも無くなったし。

ALESISもDTM・DAWにシフトしているし。

僕は日本メーカーの評価が、単なる過去製品の復刻だけじゃないという事が評価される点だと思っていたんですが、ARIAは、いやKORGのKaossilator等も若干ダンス系向けにターゲット絞っちゃった気がする。

本来楽器メーカーが出す商品・・・楽器を特定ジャンル向けとメーカー側が言っちゃいかんと思うのです。

TR-808、TB-303いずれも良さを発見し、それで新しい音楽を作ったのは海外の人だった。

先のアーティストの言葉じゃないが、やはり国内メーカーは復刻製品に注力するより、新しい何かを生み出して欲しいなと。いや、カタログ上、ダンス向けとか消してもらうだけでも良いと思うのです。

そもそも他の楽器で特定ジャンルの音楽向けだ!というコピーで売ってる楽器なんて無いと思うんだけど。
シンセだって自由な使い道を提示してこそ、EDMが生まれたんじゃなかとうか。
80年代アメリカンPopsだって部分で使用されていたしね。

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