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2015/04/15

アナログシンセ復刻に複雑さを感じる今日この頃

僕が初めてシンセを手にした頃からこの動きはありました。
Rolandがいつまで経ってもTB-303、TR-909といった、テクノに必須アイテムといえる機材を再販しなかったわけですから。
おかげで中古市場は高騰。あれ・・・テクノアーティスト達ってお金なくて、安い上記の中古機材で音楽作って・・・EDM系の音楽が生まれたわけですよね。。。
ってな状態だったわけで。

日本は特殊というか、PCM系を中心に、楽曲作りのシステムを主眼に置いたシンセ開発が主流だったかのように見えます。
その傍らでJP-8000とか、MS-2000とか、AN-1xとかのアナログモデリング(シミュレーター?)がテクノ系アーティストに人気だった記憶がありますね。

その中海外ではClavia社とかNovationとかが台頭。逆に日本のメーカーのようにPCM路線のシンセメーカーはすっかり減りました。
E-MUとかEnsoniqとか。確かCleative社に買収されたんだっけ?
ClaviaのNordLeadは弾けるシンセとして好評だし、何より赤いデザインがオシャレ。クチパク音楽番組の必須アイテムとなりましたね。
TB-303の代わりはBasestationが。これもMIDI付きのアナログシンセとしてテクノ以外のアーティストにも受けが良かったようですしね。

そしてソフトシンセの登場により、よりマニアックにアナログシンセを再現したアプリが多数登場して。
だから正直アナログシンセの回路そのものを再現って聞いた時にあれ?・・・と。
あれだけ不安定な回路の再現にどれだけ「音楽的な」意味があるのだろうかと。

なんというか、今のアナログシンセはそれ一台+ガジェットで極力なんとかしよう的な風潮があるじゃないですか。
ステップシーケンサー搭載ってのも多いし。
後はDAWで編集して・・・みたいな。
あとはiPadと連動して・・・とかね。
PCMのワークステーションタイプのシンセとは違って結局あれ一台でどうにかなるわけじゃないですから。

それで・・・あれで結局皆EDMをやりたいのかな?まさか効果音のためだけに買うわけじゃないですよね?

そうでなければ、クラウス・シェルツェ(それかタンジェリン・ドリーム)的な音楽に辿りついちゃうだけのような気がしているんですよね。

僕ぁ今のPCMとあえてサンプラーさえあれば色々対応できると思っているのでね。
アナログシンセ復刻ブームってのは結局極端な話、iPhoneアプリに吸収されて終息に向かうのではないかと思ってしまうのですよ。
そもそもバンドやる人にはあれ一台あっても持ち運びとか考えたら、いくら音が良くても現実問題、使いにくい(操作性の話じゃなく気持ち的にね)。

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