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2016/03/18

仕事でもプライベート(ここではバンド)でもこれはダメだろと思った件

本番から3か月前に依頼が来て、最終的な情報をもらったのは2か月前。
で、こっちとしてはその最終情報としてもらったものがあまりに予想以上のブツが来たんで、もうその時点で理由をつけて(もちろん嘘ではない)断った。
それでも2か月の猶予をもってドタキャンと表現されるのは正直ショックだった。
なぜならまだ2か月、僕はこれからアレンジに加わるわけだから、代理を見つければ間に合う可能性は高いと判断してのタイミングでのお断りのつもりだった。
僕でなければ務まらないとか思ったんなら、それは僕というシステム屋さんの得意分野のリサーチ不足でしかない。
ピアノ弾けねーし、鍵盤技術的に底辺にいる僕に依頼である。
もっと上はいくらでもいるって。

ちょっと遠まわしに書くけど、こういう事。
実際はバンドの話なんだけど、IT系の仕事に例えてみるね(乱暴に例えるけど)。

ある日、発注業者が対応が無理とのことでシステム開発を希望している方からわが社(僕ね)に依頼が来た。

これが絶対正解だとは思うわないけど、少なくともこういう情報は依頼側が最初に提示すべきだ。

1)システム要件全体の概要(例えば最終的に何曲弾いてほしい・アレンジに加わってほしいなのかなど)
2)納期は?(ライブ日は?)
3)納品場所は?(ライブ会場は?)
4)納品に至るまでのクライアント側が求める打ち合わせ(スタジオ練習)はどういう日取りなのか。
(平日夜なのか、休日夜なのか、打ち合わせ場所はどこなのか)
あくまで上記は最低限な情報だと思ってる。
5)さらに事前に会議(ミーティング)もない。メールのみでやりとり?資料もないし。メンバーの紹介もない。俺はだれと仕事すんだよ?

さらに重要なポイントとして、僕はあくまで代理で、という話である。つまり本メンバーはいるわけだ。
その時点で僕がどこまで曲をいじって良いかなんてわからないわけだが、普通はあとで音源渡しますといわれた時点で、本来メンバーのアイディアなりが加わっていてもおかしくないと思うわな。。
なにせ、僕はそのバンドの代理仕事が終わった後は関係がとりあえずなくなるわけで。

しかしもらった音源は失礼ながらアレンジの余地がありすぎて、逆に戸惑った。
仮の打ち込みドラム、ギター、そしてボーカル、時々キーボードフレーズだ。
ベースが入ってないから、結局最終的なコードが確定しない。コード譜はいただいたがベーシスト次第では分数コードだってありえる。
そして、ベースがルート音を弾くタイプなのか、ブルースやジャズ的にフレーズが自由に動くのか。
それもキーボードパートを入れるうえで重要なポイントだ。
実際ベースがないため、いただいた音声ファイルを解析、機械的にコード解析して、ベースパートを勝手に作ったぐらいだ。
だけど、それをもとにがっちりアレンジを作ったとして・・・とここまでやってもう疲れてしまった。

代理でしょ?僕は。

ならがっつり作りこむ必要がある。いや、あるのか?
もう内部資料ができている段階でコーディングからテストまでやればよいと思ってたのに、実は外部仕様から作れって話だったわけ。

代理である以上、譜面を残しながらキーボードパートの作りこみとはしなきゃいけない。
自分のバンドでオリジナル作るより、ソロ活動より作業工数は大幅大ですよ。

そして極め付け、これ、僕というシステムベンダーが自分のシステムを開発発注するにふさわしいのか調査不足も甚だしい。

全然僕の中にないタイプの音楽のアレンジが依頼としてきたわけ。
これならまだよい。
最近は本当に好きな音楽をバンドで演奏してないから。
逆にそれが勉強になっている。

でもね。
人が作った半端なソースコードを見せられ、しかもゴールであるところの外部仕様書もない。
これで俺が何を作れば?ということなのだ。しかも納品後は僕は(基本的に)おさらばなのだ。

ここにどれだけ作業リソースをつぎ込めというのか。
仕事ならそれでも徹夜覚悟で挑むけど、趣味でしょ?にしちゃあ本当に負担が大きすぎる。

で、それでもまず1曲、ピアノ主体の曲のアレンジ作業に入った時点で、曲追加。
は?である。
SEさんの世界じゃよくある話かもしれないが、機能要件の追加である。あまりにでかい。
ようやく一曲目、コード解析とか、もろもろ細かくパソコン上で細切れにして、キーボードパートのアレンジに取り掛かったばかりの話である。
それも最初のスタジオ入りするまでに何度かこれでよいのかどうか、打ち合わせ・調整をしなければならない。
そういう細かい作業がこの先満載なのに、曲追加である。

最初から練習はどこで?どういう日程で?
何回やるの?から、メンバー顔合わせとか事前打ち合わせ無いって・・・
とか、今まで経験ない事ばかり。
これを平気でこなせるのはプロかそれに準じたレベルの人だけだよ。

正直人に聞かせるクオリティとして仕上げる自身は僕にはないと判断しました。

ほぼ2か月前(1か月と3週間前か、そもそも依頼は2月頭で、音源渡されたのはそれより結構後だよ?)でお断りはドタキャンと言われても仕方ないのかもしれないが、ドタキャンって言葉はその行為が極めてネガティブ意味に使うことであり、ぞれによって自分っはこれだけ困っているというアピールされて、正直不快感を感じたのも事実である。

期間が短いんだから、最初にこういう段取りで、こうして進めましょうという期間が短いなら短いなりのプランを立てるのが常識でしょう。
それもなく、だらだら、この曲もよろしく、この曲も・・・と段階的に出されてもう我慢の限界である。
2月末まで対応は無理だと言っておいたものの、それまでにこっちに事前情報を与えておくべきなのでは?
企業秘密ならまだしも。こっちはやらせて下さいって言ったんだから。。。

まあ、とはいえ、今回こっちの体調面の事もあり、迷惑をおかけしたのも事実。
それに感しては謝罪させていただきました。

ただ、その後、ドタキャンされて困っているアピールをされているので、それはどうなの?
僕だけに非があるのか?という気持ちを持ったのも事実です。

とあるコンサル屋さんが、とりあえずお会いして・・・とかとりあえずお話しして・・・はまず仕事にならないとおっしゃっていた。
バンドでも同じだと思う。

とりあえずスタジオ入りして、なんとなくセッションしましょうみたいなバンドってその場で終わる事がほとんどだよね。

とりあえずアレンジも同じだよね。
とりあえずってどこまでやるのか?見えない言葉だから。

なんて、長々と難しい「風」に書いてみた。
心当たりのある方には申し訳ないですが、正直今回感じた事を書いてみました。

僕がね。プロ並みの才能の持ち主だったなら、こういう事はなかったんだろうけどね。。。

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