ショルダーキーボードを作る ちょっと一休み編
個々最近販売されているMIDIキーボードはショルダーキーボード化できるのかラインナップをちょっとチェックしてみました。
・・・が、今は多機能さとPCとの連携を強化しているため、これ改造に適してますぜ!というのがないんですよね。
DTMというよりもDAWツールとして利用する事を想定した多機能タイプばかりになってしまいました。
ちょっと残念。。。
オイラがYAMAHAのCBX-K1を選んだのも、以前に書いたとおり、表面にボタン類がほとんどないという点。
これによって、本体の改造が容易であるのと、ボタンの位置に加工工程が左右されない利点があります。
オイラの狭い見識ではあるが、どのレベルまで仕上げるかによるけど、今のところCBX-K1が最も改造しやすいと思う。
まあ、他で試したことはないので決して断定はできないのだけれど。
他に検討したものというと、CASIOのGZ-5。これは本体表面にスライド式のスイッチがあり、これ表面塗装すると、スライドスイッチが微妙に本体に触れていて、スイッチを動かすとその部分だけ塗装をはがしてしまう。
以前試みた事があったけど、結局断念した経験があります。
分かりにくいと思いますが、たとえばこんな風に色を塗って・・・
スライダーを動かすと
こんな風に色がはがれる(スライダーが表面塗装を削ってしまう)。
※画像はイメージです。
それよりGZ-5の場合、簡易音源内蔵という事もあって、そのまま遊びで使う方が良いと思ってます。
その他、KAWAIのHYPERCATなどもありますが、ホイールコントローラーが大きすぎで、グリップ(ネック)に収まりが悪いという事もあります。
ホイール改造って手もあるけど、できる限り既存の部品を流用した方が楽じゃないですか。
CBX-K1は都内の中古店などで相場的に5~8千円といったところでしょうか。
MIDI-IN端子もあり、外部MIDIキーボードの信号とマージできたりと結構侮れない仕様だったりします。
ブルースケルトンモデルもあり、こちらはボディ材質がもしかするとベージュ色モデルと異なる場合もあり、本体加工に難があるかもしれません。
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また、同じボディを流用しながら、音源内蔵モデルもあるので、そちらをショルダーキーボード化しても面白いですね。
ただ、内部回路はCBX-K1よりもさらに込み入ってるでしょうから、結構苦労するかもしれませんが。
さて、じゃあYAMAHA以外のショルダーキーボード化が期待できそうな機種は・・・と言いますと、RolandのPC-180、PC-160あたりですかね。
PC-180はネット上で本格的な改造を公開されてる方もいらっしゃいますし。PC-160はそれより鍵盤数が少ないモデル。
いずれにしても自分で作るのが楽しいと思える方意外は市販品を買うのが一番手堅いです。
しかし中古市場でもショルダーキーボードって高いらしいですね。。。
AX-1壊しちゃったのはもったいなかったかな。。。
ところで。
散々ショルダーキーボードの事書いてますが、オイラ決してショルダーキーボード推進派じゃないんです。
むしろ否定派なんですよ。
自作1号、KX-5、AX-1と使ってきましたが、いざ演奏となるとやりにくいし、何よりオイラには似合わない。。。
演奏が大事なのに、それがおろそかになっちゃうので、極力避けたいんですよ。
なので、これは本当に飛び道具。それを許してくれるバンドがあればの話。
いや・・・どれもやってくれって言われそうだけど(笑)
あ、少なくとも、肩にトゲが生えてる方やスダレを腕に下げてる方が在籍してるバンドじゃ出番ないでしょうね。
ガイコツベースといい、絶対埋もれますからね(笑)



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コメント
そっかぁ、MIDIキーボードだったンですねぇ……
これが完成したら次は音源付きでいきましょう!
そーすればワイヤレス使って客席乱入もできちゃいますよ(^-^)b
投稿: はたぼ | 2009/11/11 07:20
#はたぼさん
そうなのです。MIDIキーボードなんです。
ただ、最近はMIDIもワイヤレスが出てるんですけどね。。。
お高いので長いケーブルで我慢します。当分は・・・
投稿: Hide | 2009/11/11 21:15